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引渡し物件の価値観論

昨日の朝、今年最初のお引渡しを行いました。

長い時間をかけて、プロデュースという立場で、
施主さんにとっては最初で最後の家づくりをお手伝いしてきて、
一つの目的地にたどり着いた「時」でもあります。
(ただ、本当の目的地はこれからの“施主ご家族の生活”ですが…)

今日は物件のご紹介を借りて、
少し違う観点で家づくりの満足を書かせていただこうと思います。

プラマイi完成1

「家づくりとプロデュースの関係」は、
その切り口で色々なスタイルがあります。
時には施主に対して「気付きをもたらす企画」の立案と実行。
また、ある時には作り手にとって最適な環境を整える意識改革の啓蒙。
そのそれぞれが職能として重要であるにもかかわらず、
今の住宅業界にはなかった機能のように感じています。

そしてもう一つ、施主の代理人として、
「施主の満足を追い求める」お手伝い…という役割です。
これが一般ユーザーさんと私の関係になるでしょう。

プラマイi完成2

このたびの家は、最小限のボリュームの中で
ユメの最大化とコスト面の両立をテーマにした
ハウスコンプレックスのシリーズ「プラマイハウス(±haus.)」という
メソッドで進行させていただきました。

多くの建築家の事例物件の見学や、
施主さんご家族との色々な語らいから、
自分自身のパーソナリティを確認していく作業。
そして、土地の策定や、建築家とのマッチング、
そしてかの建築家からのプレゼンテーション・・・。

プラマイi完成3

この敷地は新潟市の東区にあります。
このエリアは日本海の風が作った砂丘地帯だったのでしょう。
なだらかな坂道が東西・南北に走っていたり、
特に敷地の北側前面道路は緩やかなカーブをしています。
そんなシチュエーションがこの場に性格を与えてくれています。

敷地は道路から1mほど高くなっていて、
間口5m奥行20m弱の南北に細長い30坪の広さ。

今回の設計建築家小柳友夫さんと昨日こんな会話がありました。
私:「小柳さんには珍しい、白の家ですね。なぜ?」
小柳さん:「この場所は本来お洒落な街になるべき…、
最初に来た時、そんなきがしたのよ。こじつけっぽい?(笑)」
・・・なるほど。

40年前にこの街が造成されて、既に“出来上がった街”になっているけど、
土地本来の価値を活かすとすれば、そんな観点も必要!
そう思ったのでした。
もちろん、その考え方に施主さん自身が共感できなかったら駄目ですが・・・。

プラマイi完成4

施主が関わる以外に、設計者として堂々とそんな意見が反映できることは、
実を言うととても大切かつ貴重な事ではないでしょうか?
そして、施主自身気付かなかった価値を得る事、
そんな人間関係を作り上げること、
それこそ付加価値、満足感ではないかと思うのです。

プラマイi完成5

南北のトンネル状の空間は、あっち側とこっち側で
ことなる光の空気感をつくり、
風は季節で思いも寄らぬ効果をもたらしてくれる。

土地と家、そして人と人。
プロデュースはそんな事をお手伝いしていきます。

さとう
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